この連載では、業界のエキスパートから紹介してもらった「プロフェッショナル」な方々にご登場いただき、それぞれの情熱や考え方に迫っていきます。第１回のゲストは、人気脱毛ブランド「マリムーブ」のプロデューサー福田麻里先生から、「めっちゃ有名なアイブロウの先生だよ」と紹介された、この方です。
表参道駅徒歩１分のまつげ＆アイブロウのサロン「Eye Haven」のオーナー。プロ向けのアイブロウ／メイクセミナーを行っており、業界内でも注目されている実力派アイリスト。
―今回のゲストは、まつげ＆アイブロウのサロン「アイヘイブン」のオーナーで、人気アイリストの住原美穂さんです。よろしくお願いします。
美穂 よろしくお願いします。
―美穂さんのアイブロウセミナーは、常に満席となる人気です。美穂さんがアイリストを目指したきっかけは？
美穂 私は、もともと、メイクアップアーティスト志望で、日本とロンドンでメイクを学びました。日本では、撮影やブライダルのお仕事がメインでしたが、基本単発で、毎回、違う現場に行かなくてはならなくて。ひとつの場所でサロンワークをしてみたいと思ったのが２０代。そこで、「２０代のうちに、独立してサロンを持つ！」と決めました。
―その時、まつげエクステやアイブロウのサロンを選んだ理由は？
美穂 実は、まつげエクステについては、全くの素人だったんです。当時は、独立して個人サロンをやっている人が少なかったので、女性の独立を応援している、バックアップ制度のあるサロンを選んだら、まつげエクステの技術が学べたという感じでした。
―サロンは、オープン後すぐに軌道に乗ったのですか？
美穂 それが、サロンをオープンして、これからという時期に、コロナ禍になって、休業を余儀なくされました。その少し前に、子どもが生まれて、産休からやっと復帰したところだったので、ああ、どうしようと思って。
―緊急事態宣言が解除されて、世の中が動き出した時にされたことは？
美穂 緊急事態宣言が解除されたタイミングで、準備していた写真を次々とインスタにアップしました。他のサロンさんは、ほとんど動きがない中で、当時、流行り始めだったリールをコンスタントに上げていたら、ある日バズって、一気に登録者が３０００人くらい増えて。そこからは、どんどんフォロワーが増えていきました。
―話が前後しますが、独立を決めてからしたこと。苦労したことはありますか？
美穂 サロンをオープンした７年前は、個人で独立開業している人は少なくて、モデルケースがほぼない状態でした。何から揃えていいかもわからず、大変でした。
―サロンの名前「アイヘイブン」の由来を教えて下さい。
美穂 よく間違えられるのですが、ヘブン（天国）じゃなくて、ヘイブン（安息の場所・憩いの場所）なんです。
―ヘイブン＝安息の場所。
美穂 お客様がくつろげるサロンを作りたい。妹がリラクゼーション系のセラピストなので、妹と二人で「憩いの場所」になるサロンを作りたいと思っています。
―実は「ｂｈカタログの掲載品で、おすすめのアイテムを教えて下さい」と質問する予定だったのですが、せっかくなので、マリムーブワックスの話をお願いします。
美穂 マリムーブの前に、元々使っていたワックスがあったのですが、求める使用感が得られなくて。商品説明では良いことしか言わないけど、本当は、そうじゃない面があるよね？というのも見えてしまうし、どうしようと思っていた時に、麻理さんの動画を目にしました。
