約300種類以上の有用菌で発酵・熟成
「キオケ ソイソース オーガニック」は、有機JAS認定を受けている「国産丸大豆」などを使用し、木桶で天然醸造された特級醤油です。
3年以上農薬を使用していない健康な土壌で生産した有機原料を使い、長年受け継がれている木桶に棲みつく、酵母や乳酸菌など、約300種類以上の有用菌で発酵・熟成し、醸造させました。
大正12年の創業時から続く伝統製法を杜氏(とうじ)※1たちが継承し、唯一無二の味をつくりだした至極の逸品です。
※1 杜氏とは、蔵の管理、原料調整、貯蔵、発酵・熟成、醸造まで、醤油を造る全ての工程に携わる責任者のことを指します。蔵人(くらびと)とも呼ぶ地域もあり、語源の由来は諸説あります。
厳格な審査を経て、認定された「特級醤油」
「JAS規格」が旨味の指標として定めている「窒素分の含量」「色の濃さ」「エキス分」などの基準を数値化し、総合評価が高い製品に与えられる「特級醤油」に認定されています。
“栄養バランス”が良い有機JAS認定「国産丸大豆」
有機JAS認定を受けた「国産丸大豆」を使用しています。
良質な大豆を丸ごと仕込み、発酵・熟成させています。大豆の油脂分が溶け込むことで得られる「まろやかさ」を引き立ててくれるのが特徴で、外国産の大豆や「脱脂加工大豆」よりも、タンパク質が多く栄養バランスが優れています。
醤油本来の味。200年以上の歴史を誇る蔵元の伝統製法
大正12年に、本製品の蔵元は創業しました。江戸時代から醤油蔵を営んできた蔵元を迎え入れたため、その歴史を含めると約200年以上になります。
歴代の杜氏たちが築き上げてきた醸造方法を継承し、有機醤油造りに取り組んできた由緒ある蔵元です。
長年受け継がれる「蔵」と「木桶」で天然醸造
冬の寒い時期に仕込み、夏に発酵させ、秋から冬にかけて熟成させる蔵元伝統の「天然醸造」をおこなっています。
約200年以上の歳月を経て、「蔵」と「木桶」に棲みついた酵母や乳酸菌をはじめとする約300種類以上の菌(微生物)が、良質な発酵・熟成を促し、蔵元独自の味を生み出します。
原料と工場がともに「有機JAS認定」を取得している国内でも数少ない醤油
農薬や化学肥料を3年以上使用していない、健康な土壌で生産された有機原料しか使っていません。
近隣農家が農薬を使用して、原料に薬品が飛散するのを防ぐため、四方が森林に囲まれた広大な農地を確保し、安心・安全な環境で生産しています。原料と工場が、ともに「有機JAS認定」を取得している、日本でも数少ない醤油です。
地下80mから汲み上げた上質な天然水を仕込み水に使用
工場内からは、1日約100トンの伏流水が湧き出ています。
山脈から平野へ開けるせんじょうち扇状地の上に工場があるため、地下を流れる伏流水が豊富です。この上質な天然水を地下80mから汲み上げ、仕込み水として利用しています。
無添加にこだわった製品設計
体に不必要な添加物を使用せず、天然の菌がもつ力を最大限に引き出すことで、高品質な製品設計を追求しています。
1.脱脂加工大豆不使用
大豆に「ヘキサン」という添加物を加えて油脂分を人工的に抽出し、残った搾り粕が「脱脂加工大豆」となります。
安価で大量生産できるため、多くのお醤油に採用されているのが現状です。
本品は「有機JAS認定」を取得した、体に負担のかからない「国産丸大豆」を使っています。
2.遺伝子組換え大豆不使用
「遺伝子組換え大豆」は、「除草剤」や「害虫抵抗性」に強い遺伝子を組み込むことで、農薬を散布する回数を減らし、低コストで生産することができる作物です。
体に負担のかかる薬品を使って生産していることから、健康へのリスクが指摘されています。
3.人工培養酵母不使用
短期間で発酵を促進させる「人工培養酵母」は、単一菌種しか生成することができません。
本品は、多種多様な自然の有用菌(微生物)で発酵・熟成させています。
4.アミノ酸液不使用
植物性タンパク質を塩酸で分解し、炭酸ナトリウムなどで中和した「アミノ酸液(添加物)」や、旨味成分を含んでいる液体調味料などは一切使っていません。
【第三者機関による各種検査・分析試験を実施】
食品衛生法やJAS法に基づく第三者機関で各種分析試験を実施し、品質と安全の管理を徹底しています。
【「有機JAS認定」を原材料と工場が取得】
農林水産大臣が制定した「日本農林規格」による検査に合格した製品のみ与えられる「有機JAS認定」を原材料と製造工場の両方が取得しています。
■脱脂加工大豆不使用■遺伝子組換え大豆不使用